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ぶらり

さぁ、うどんだ!

5:13の始発で立花駅から旅の始まり。
朝日が眩しい。

明石海峡大橋を眺めつつ西明石駅に到着。
電車を乗り換えてさらに西へ。
6:23発姫路行き。 朝ごはん、姫路駅にて名物えきそばを。

7:04の岡山行きまでの接続時間は8分だったけど、降りてすぐの所にえきそばのお店があったし、乗り換えも同じホームの向かい側だったので、余裕をもって出汁まで残さず完食。
うまい、うまい。 岡山駅から8:41発の快速マリンライナーで、いざ南下海越えへ。 先頭車両はこんなにかっこいいのに、残念ながら指定席。 向かいにはアンパンマン列車が入線。 列車での四国入りは初めてです。
瀬戸大橋を満喫して。
無事に定刻通り高松駅に9:42に到着。
ここにもアンパンマンが。 ネットで予約しておいたレンタカーでうどんツアーの始まり。
今回は軽自動車でHondaのライフです。 まずは、一店目の「松屋製麺所」へ。
が、いきなり閉店の貼り紙が。

前回も時間が遅くて(売り切れ閉店)食べ損なったので、今回は朝イチに来たのに、残念。
気を取り直して新一店目の「さか枝」へ。 さぬきうどんを食べに来たことを、五感をフルに使って感じさせてくれる一杯目です。 コシがある活きの良いうどんと旨味たっぷりのお出汁に揚げたての天ぷら。
あー、シアワセ。
かけうどん小とアナゴ天で230円。
二店目。
穴吹製麺
ナビを頼りに(というかナビが無いとちょっと見付けるのが難しいかも)うどんの文字を発見。
車一台ギリの道を進むと
お店に到着。 システムが分からずおろおろするが、お店のおっちゃんやお客さんが手伝ってくれる。
天ぷらがおいしそうだったので、つい海老天と茄子天の二つのせ。
茄子の上の紅生姜に心引かれた。

やや平めの軟らかいタイプのうどん。
コシの強さだけがさぬきうどんじゃないという事を改めて教えてくれる逸品。
のど越し最高。

三店目。
竹清 さっき一店目の後、この店の前を通ったのだが、まだ開店前だったので、
ちと遠いが先に穴吹さんに行って帰ってきたら、この行列だよ。
行って帰って並んで、けっこう時間ロスしちゃったかな。(あとあと、これがひびく。)
けっこう広い店内だけどもう満員。 天ぷらを揚げてるおばちゃんとアイコンタクトしながら無事に手に入れた
名物、玉子の天ぷら。

とろけるうまさだよ。

四店目。
谷川米穀店 高松市街から山を越え、谷を越え、川を越え、ようやく到着です。
こんなへんぴなとこなのに行列が。
おそるべし、うどん巡礼者。
出汁はなく醤油をひとかけして食べるタイプ。

店内、あまりにもの混雑ぶりに写真のピントがあってないし、ぶれてます。
テーブルの上の、唐辛子の佃煮(?)をちょろっと入れてもうまい。

五店目。
長田in香の香
なんだかよく分からない店名ですが、ここに来るまでに、
がもうさんにフラれ(いやもう、マジでSOSです。ショックに頭を抱えたコリーがうっすら写ってます。) 中村さんにフラれ。 両店ともまだ営業時間内ですが売り切れ御免です。
時間との勝負だ。
やはり、竹清さんを開店待ちするんだった。
とりあえず、前に進む。
で、長田in香の香 ちゃんとした造りの大型店なので何の気なしに入ったのだが、
うまかった。

雰囲気的に製麺所の片隅にてセルフで食べるうどんがうまい気がするが。
そんな固定観念を見事に崩してくれます。
かわいいお姉さんが運んできてくれた釜揚げは心をホッとさせるものがあり、
びっくりするくらいおいしい出汁につけて食べると・・・。
奥深し、さぬきうどん。

六店目。
宮武うどん 事前の情報よりも閉店時間が一時間早くなってて、着いた時にはもう過ぎてたんですが、
ギリギリセーフでうどんにありつく。 手打ち手切りの微妙な不揃い感がうまい。
お店のおっちゃんが大人数の注文でも一瞬でお会計を暗算してた。すげー。

ひやあつで。

七店目。
山内
前回も行った山の上の山内さん。 前回は鉢植え等を販売してたが今回はゴルフボール。 やはり、ひやあつで。

今回行った中では一番のコシの強さ。
山のおいしい水でとった出汁は昆布がきいててうまい。

八店目。
池上 やってきました池上さん。
移転して拡大オープンです。
駐車場もたっぷりあります。
時間的にかなりギリギリだったのに道が分からず、あせってあちこち走り回ったあげく、
ネズミ取りしてた婦警さんに道を尋ねる。
「二つ先の信号を左折して500m程よ、でも5時までだから・・・」
と言われ、急発進したいのをぐっとこらえて、4時50分頃。
どうにかたどりついて、まずは冷たいのを。 まだ先はあるけど、もう一杯熱いのを 炊きこみご飯も天ぷらも売り切れてたけど、うどんがあれば大満足。

やっぱり池上さんはいいなぁ。

日が暮れてきた。
九店目。
ヨコクラうどん ここも閉店ギリで。
やさしい女将さんと世間話しながら食べるうどんは優しい味。
豆とコーンの天ぷらもおいしい。

もう閉めるからと、帰りぎわにうどん玉を持たせてくれた。
ありがとう

十店目。
山田屋
すごく立派な店構え。
さっきまでのセルフ感からついていけず、入るのにちょっと躊躇する。 うどんも出汁も天かすまで繊細で上品なお味。

最後の一杯まで出汁も残さず完食。

レンタカーを返すのもほんとにギリギリの時間で。
走行距離は209km、ガソリン14.9ℓ(2205円)燃費いいねぇ。
帰りの電車も予定していた終電一本前にどうにか乗れそう。
駅へ急ぐ道、ふと見上げると皆既月食。

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